I love you

2004/02/12


「愛している」などという言葉は二人とも言わない。
そもそもそんな感覚じゃないし。
むしろ、愛って何かしら、と思ってる。
エドはその若さゆえに、大佐は無駄な経験豊富ゆえに。



大佐の経験豊富は本当に無駄だよなあ…。
この人の経験って、要するにスキルなのよね。タクティクスかも。
こういうセリフで、こんな出会いを演出するのも良い。自分がもっとも良く見えるのがどういう時か知っている。そしてうまくベッドに誘い込んで、満足させて。
その付き合う女性それぞれに対して最上の方法を探るのを楽しみにしている、と言うか。
攻略ですか。錬金術師的な研究心?(汗)
…基本的に女性に対しては尽くす。相手が喜んでくれることで自分が満足する。で、それによって自分が得るのは、男としての自信とかお肌のツヤとか(オイ)。
でも、それはすごく上滑りしてるんだよなー。

女性にとってはとても気持ちのいい瞬間だと思う。大佐にちやほやしてもらえるのは。けど、それはいわばホストクラブ感覚で。きわめて恋愛ゲームに近い、ベッドでも完璧なホスト。
だからこそ後腐れがなく別れられるのですね。
女の方は、自分が愛されていないことをわかっているけれど、大佐自身は自覚なし。
その時々でちゃんと恋愛している気分になっている(しかも同時に複数進行)。照れなくこっぱずかしいセリフ言えるのはそのため。


そんな大佐だけど、女性に対しても「愛してる」と言ったコトはないと思う。 言葉を惜しむことはしない人なので「今夜の貴女は本当に美しい」とか「月が貴女をさらっていってしまいはしないかと心配です」とか言うけれど、それはあくまで客観的描写であって、大佐でなくても感じるようなこと。「私は」という主語のついた文章を喋らない。
他の誰でもなく大佐自身がどう思うか、ということについては全く口にしない。自分でも自覚なしに。けれど女はなんとなく雰囲気とか目とかで言われた気分になってしまう。それで騙される者多数。

美しいものに言葉を惜しんではいけない、それはむしろ罪だとか思ってますよ、うちの大佐は。
――ポ…ポエマー…?(汗)えーっと、月下詩人です。
女性に対するのと同じようにエドの美しさも語ってしまうので、エドには殴られます。
(何でだろう――)と思いつつも、ちょっと学習して、最近はいろいろ思っても口をつぐんでおります。


はー…やっぱり私の愛ってエドよりも大佐に偏ってるんでしょうか。
大佐について語りすぎです。




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