機械鎧

2004/02/13

エドの右腕に感覚はあるのか。

――まあ、あるはずないんですが。
ウィンの説明によると「筋電義手(筋肉を動かす時に流れる電流を捉えて動かす)」らしい。
つまり信号は一方通行。中枢から末梢への遠心神経のみあって、末梢から中枢方向への求心神経は通っていない状態だと考えていいのですよね。
そもそも、触覚やらなにやらを持たせようと思えば、手の表面その他に感覚受容器が必要なワケで、どう見てもただの鋼であるエドの腕にそんなのはない。

つまり、エドは腕を動かすことはできるけれど、温度や感触はもちろん、その腕が何に触れたかも見なければわからないのです。
大きく腕をつかんで動かされたら生身の肩でそれを感じる事はできるかもしれませんが、指を握られたくらいでは気づかないだろう。

しかし、こいつはかなりの不便。
何故かというと、例えばペンを握る動作一つとっても、触覚がなければ自分が確かにペンを握れているかどうか、わからない。しかもちょっと力を入れすぎたら折れるし。リハビリというのはこのあたりの感覚を体で覚える、ということだったのだろうか。

まあ、一般的にはエドは触覚はあるけれど、温度や柔らかさはわからない、という程度で処理してあるみたいですが。
けど、それを言い出したらアルの方が大変なはず。
何しろ全身鎧。

それはともかく、Hの時に、右手は使いにくいだろうなあ…。
うっかり大佐を壊しちゃわないかと。
あ、でも普通の人間に不可能な動きとか可能らしいので、大人の玩具代わりに使えるかもしれない。手首も360度回転可能らしいから、おそらく指関節も同様だろうし。
中でぐるぐる。




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