「な…な、何だね、コレは!!」
声ひっくり返ってます。
そして、一枚引っつかみ大佐はエドの元へ走るのでした。
ばん!
「あー?大佐じゃん。ドアは静かに開閉しましょうって士官学校で習わなかった?」
机に足を引っかけ、耳掻き中。ちなみにもちろん勤務時間です。
ガラの悪くなっているエド(笑)。
「こ、こ、こ、こ、コレは何だね!」
どもりすぎです、大佐。
「あー見つけちゃったの?大佐には内緒って言っといたのになァー」
「このハレンチな軍服は…!」
「んーちょうど撮影を見に来た大総統閣下が多少サービスしろって言うからーちょちょいとね」
エドは手を合わせる仕草をし、肩をすくめる。大佐の手からポスターを取り上げ、
「アハハ。すっごい写真だな、これ。こんなのにつられて入隊する兵士ってどんなんだよ。使えんの、それ」
大笑い。大佐、唖然。
「は…鋼の!わかっているのか?コレが町じゅう…いや国中に貼りだされるんだぞ!」
「別にいいじゃんー。どうせ今だって鋼のお兄ちゃんってみんな手を振ってくれるし。頬なんか染めちゃうかわいい子もいるし。あ、大佐は焔のおじちゃんって呼ばれてたぜ」
「お…おじ…っ!!」
がくり。
大佐、敗北。
「これやったら中佐にしてくれるっつーし、肩書きだけの閑職にまわしてくれるっつーし」
「な…?」
「あ、来月ごろ辞令出るから。アハハ、そのうち俺追いついちゃうよー?大佐もいつまで大佐やってんの」
「そ、それでいいのか、鋼の!」
「だから、俺別に出世したいわけじゃなくって、暇見つけて研究しなくちゃいけないし」
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